グループ＆研究成果

心理学の知見をもとに、Web調査やSNSデータ、ウェアラブル端末などを使って、人々の孤立・孤独の実態を多角的に調べます。収集したデータをもとに、孤独のリスクを数値化する仕組み（孤独リスク検出器）の開発にも取り組んでいます。研究成果は「Read more」をご覧ください。

大学生や社会人を対象に、全国規模のWeb調査を実施しています。組織や集団の特徴を調べ、その中で人がどのように孤立・孤独を感じるかを明らかにします。プロジェクトでは多くの集団のデータが必要になるため、調査対象の確保や拡充にも積極的に取り組んでいます。研究成果は「Read more」をご覧ください。

病院や保健センターなどの現場と連携し、実際に孤独リスク検出器を使って、その有効性を検証します。検出器によってリスクの高い人を早く見つけ、必要なサポートにつなげられるかを確認することで、社会実装に向けた第一歩を担います。

脳の働きを調べるfMRI（機能的MRI）を用いて、孤独を感じるときに脳がどのように反応するのかを調査します。脳のデータから、孤独の背景にあるメカニズムを明らかにし、孤独リスクの検出や予防に役立てることを目指しています。研究成果は「Read more」をご覧ください。

集めた多様なデータを最先端のAI技術（機械学習）で分析します。個人がどれくらい孤立・孤独になりやすいか、また将来的なリスクがどの程度あるかを予測するシステムの開発を目指します。さらに、特定の職場や大学などの集団が、孤独を感じやすい環境かどうかを数値で示すことにも取り組んでいます。